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【徹底解説】 結婚指輪のセミオーダーとは?内容・納期・金額など

【徹底解説】 結婚指輪のセミオーダーとは?内容・納期・金額など | 鍛造ジュエリー etna

目次

セミオーダーとフルオーダーの違いは?

結婚指輪や婚約指輪には、『既製品』 『セミオーダー』 『フルオーダー』 『ハンドメイド』があります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上でお二人が満足する指輪を探しましょう。こちらのコラムが少しでも参考になれば幸いです。

フルオーダーとは

オーダーメイドの指輪の相談をしている写真

指輪におけるフルオーダーは、お店にはないデザインの結婚指輪を一から作ることを指します。つまり、デザイナーはあなたです。
細かいデザインの要望はもちろんのこと、素材選びや、石の種類、カラー、太さまで、ご依頼主となるおふたりが希望を伝えることで、ブランドのデザイナーがデザイン画に落とし込んで提案してくれます。(※素材の種類やブランドによって出来ること、出来ないことがあるので、事前に確認しておきましょう。)そのため既製品やセミオーダーに比べて費用もお高めです。
また、何度も打ち合わせを重ねてデザイン画を完成させていくため、納期も長くかかります。
フルオーダーを検討されている方は、早めのスタートが肝心です。
結婚が決まったら、すぐに婚約指輪や結婚指輪のオーダー方法を決めておくことをおススメします。

 

セミオーダーとは

一方でセミオーダーは、項目ごとに提示されたパターンから好きなものを選んでいき、お好みの指輪を作り上げるオーダー方法です。
納期もフルオーダーに比べて比較的早く、多くのブランドで4~6週間前後の納期を設定しています。
リングのデザインはシンプルなものが多いですが、平打ち・甲丸等の形状や素材や素材のカラー、指輪の幅、配置するダイヤモンドや表面のテクスチャー、裏石や刻印の指定ができます。(ブランドごとに指定できる内容は異なります)
ブランドのHPに記載のお客様事例や店頭サンプル、WEB上のシミュレーションページなどでご確認いただけるので、イメージが膨らみやすいでしょう。
etnaでは、選べる指輪の種類は表石のダイヤモンドを含めてなんと約2万通り以上(裏石・サイズ・刻印を除く)となっており、まるでオーダーメイドのようにお客様のニーズに寄り添えます。また、それぞれの金額シミュレーションページをご用意しておりますので、理想の結婚指輪がいくらになるのかぜひ金額を調べて、他の候補の指輪と比較検討してみてくださいね。

 

結婚指輪のセミオーダーで出来ること

では、セミオーダーでは、何を選べるのでしょうか?
セミオーダーの内容を、選べる項目ごとに並べてみました。

 

セミオーダーでは指輪の形状が選べる

指輪は基本的な形として、「甲丸」「平打ち」「平甲丸」が挙げられます。
それぞれの形状の違いは、次の図示した断面図がわかりやすいですが、いずれの形状も底辺側が肌に触れる部分となります。
表側より少しでも小さくして、着け心地をよりよくする工夫が施されているのがわかります。

リングの断面図

それぞれの形状の特徴を挙げると、
半円形が柔らかな印象を与える「甲丸」、
シャープな印象が男性にも人気の「平打ち」、
それらの間をとったバランスの良い「平甲丸」と言われているようです。
それぞれに良さがあり、選ぶ幅によっても印象や着け心地に差が出てきます。
こちらは同じモデルが同じ幅の平打ちと甲丸の指輪をそれぞれ着用したときの写真で比べてみました。
同じ幅の違う形状の指輪をはめた比較写真店頭で試着が出来る場合は、ぜひ試着してそれぞれの感じ方の違いについて確認してみましょう。

 

セミオーダーでは指輪の幅が選べる

先程同じ幅でも形状によってイメージが変わると説明しましたが、指輪の幅もセミオーダーで選ぶ基本の項目となっています。形状を先に選ぶことが多いですが、上の写真を参考に、同じ幅でも違いが出ることを念頭に置いて、幅を決めていきましょう。
リング幅の一覧写真
選べる幅については、ブランドによる差が大きく、国内ブランドでは2mm~5mmの間の0.5mm刻みで選べるところが多いです。
幅が太いほど、しっかりとした存在感を楽しめますが、地金の量を多く使いますので、金額が高くなっていきます。また、幅が広いほうが耐久性は上がりますが、着け心地やデザインの印象も変わってきます。セミオーダーをする上で、リング幅については一番しっかりと検討するべき項目かもしれません。セミオーダーリングは1本ずつ指輪の幅が選べるので、予算と相談しながら、カップルそれぞれのベストを考えて検討することをおススメいたします。

 

セミオーダーでは素材のカラーが選べる

素材選びは色選びと言われるほど、最近ではたくさんの地金の色が選べるようになりました。
基本的なカラーとして、プラチナ、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、、K18ホワイトゴールドが一般的なセミオーダーカラーと言えます。それにプラス、グリーンやオレンジ系、さらにブラックやブルー系などの、オリジナルカラーの18金が追加されているブランドもあります。
ご自分の肌に合った色にするのか、お気に入りの色にするのか、悩む時間も楽しいひと時です。
迷ったときは、WEBなどで簡易にできるカラー診断などの結果も参考にすると良いかもしれません。
etnaではプラチナの他、18金は基本の2色のほかオリジナルカラー2色から選べるので、きっと似合うカラーが見つかります。
デザインを揃えると女性と男性とそれぞれが似合う色を選んでも、ちゃんとお揃い感が出るのもまたセミオーダーが支持される大きなポイントです。

指輪のカラーバリエーション写真

 

セミオーダーではテクスチャーが選べる

ほとんどのブランドで、指輪の表面に施す加工が選べます。テクスチャーを選ぶと、オーダーメイド感がグッと高まります。
様々なテクスチャーがあり、ここでもまた悩んでしまいそうです。
テクスチャーの種類を並べた写真

    • 既製品にも多い一般的なテクスチャーは

各ブランドで最も採用されているテクスチャーは「鏡面」と「ツヤ消し」です。
鏡のように表面が磨き上げられて、きらきらと美しい光沢を楽しめる「鏡面」に対し、「艶消し」は表面をマットに仕上げます。指輪表面が落ち着いた印象になり、地金特有の光沢をおさえることができるため、シックな印象が好みの方や男性にも人気の加工です。

    • 最近のトレンド入りしているテクスチャーは

ヘアライン仕上げ(サティーナ)や槌目模様、ダイヤモンドの粉を表面に吹きかけるダイヤモンドブラスト加工など、艶消しとは異なるマット感のあるテクスチャーの人気が高まってきています。これらのテクスチャーは、傷も目立ちにくくどんなシーンにも似合うので常につけっぱなしにしておきたいカップルのニーズにマッチするのでしょう。

 

このように豊富な種類のあるテクスチャーですが、テクスチャーを施す作業は手作業が一般的なため、職人の熟練度にかかっています。凝ったテクスチャーの指輪をオーダーするなら、熟練の職人がいる工房を持っているブランドでオーダーするのが安心です。選べるテクスチャーの種類が多いブランドは、熟練の職人が多く在籍しているようですので、そんなところも信頼できるブランドを探す基準になるのではないでしょうか。
また、永く着用していると、どうしてもテクスチャーは薄くなってきます。仕上げ直しのアフターサービスでテクスチャーの入れ直しをしてくれるかなども調べておくと安心ですね。
etnaでは、熟練の職人が多数在籍しておりますので、豊富なテクスチャーときめ細かなアフターサービスをご用意しております。詳しくはetna HPのセミオーダーページをご覧ください。

 

セミオーダーではお好きな数のダイヤモンドを配置できる

ほとんどのブランドで、表側にダイヤモンドなどの宝石を入れられ、大きさや個数や留め方を選ぶことができます。但し、テクスチャーによって石を入れられないブランドもあるので、選んだテクスチャーがこのサービスに対応しているか事前に確認が必要です。etnaの場合、一般に難しいと言われているダイヤモンドブラストにも石が入れられるので、これが決め手となってご成約に至るケースも。
数が多くなるほど金額は上がりますが、宝石の金額はサイズによって1石につき〇円、と決まっていることが多いため、予算に応じて個数を検討することができます。セミオーダーの結婚指輪に留められるダイヤモンドは小さな石なので鑑定書は付きませんが、日常使いに支障のない配置と数のダイヤモンドは女性側の結婚指輪に大変人気です。

ダイヤを4石入れた甲丸リングの写真

etnaでは、熟練した職人の手技でダイヤモンドが飛び出ない留め方をしているので、ダイヤモンドの個数を増やして結婚指輪をオーダーされるケースもよくあります。ダイヤモンドは永遠の輝き。それに耐える技術が備わった指輪を選んでくださいね。

セミオーダーでは裏石と刻印が入れられる

指輪のこだわりポイントは表側だけではありません。
刻印サービスは既製品でもほとんど取り入れられているサービスですが、ブランドによって入れられる文字数やフォントデザイン多種多様です。入れたい文字やメッセージがある場合は事前に確認しておきましょう。
また、裏石(シークレットストーン)を入れるサービスも大変人気です。
「裏石(シークレットストーン)」は小さな天然石を埋め込むサービスです。
多くのブランドでは誕生石やダイヤモンドから選べるので、自分の誕生石にするか、お相手の誕生石にするか、はたまたお二人のお好きな石にするか、石の意味を調べて入れる方も・・・百人百様です。また、裏石の数も1個だけか、2個まで入れられるか等、サービスの幅があります。こちらも事前に確認して、後悔のない指輪をおふたりで作っていきましょう。

裏石と刻印のイメージ写真

指輪の裏側に刻印や裏石を入れることによって、さらに特別感を感じられる指輪になります。刻印はイニシャルの他、二人にとって特別な意味をもつ言葉や数字などを刻みたいと考えていらっしゃる方が多いようです。

刻印や裏石は入れ直しのできないサービスです。
後悔のないよう、しっかりパートナーと事前確認をしておき、店頭で慌てないようにしたいものです。

 

セミオーダーの金額はどのくらい?平均予算は?

予算を検討しているイメージ写真セミオーダーの地金がプラチナ900か18金の結婚指輪であれば、平均的に1本10万~20万円前後が相場と言われています。
先に挙げた通り、地金の幅やサイズ、ダイヤの有無や個数によってあっという間に10万円分増えたりしますので、事前にブランドごとの費用感を調査しておくことをぜひおススメします。結婚費用に関する全体予算から、それぞれに充てる費用を割り当てておくと良いかもしれません。

 

セミオーダーでは先に予算を立てておくとオーバーしにくい

「婚約指輪は作らない分、結婚指輪にはダイヤも入れて豪華にしたい」「新婚旅行に重点を置きたいから、指輪の予算を控えめにしたい」など、セミオーダーは予算に合わせてコントロールすることができるため、計画が立てやすくなるところもメリットです。先に指輪にかける予算を考えておくと、その場の雰囲気でオーバーし過ぎず、納得のプライスで希望に近づけられます。
また、WEBで料金シミュレーションができるところもありますので、事前にイメージしながら金額の確認をしておくと店頭でスムーズに決められます。WEBでの情報が少ないブランドでは、店頭を一度訪問してやりたいことと価格を聞いておきましょう。ブランドごとに価格や叶えられる内容を比較検討して、信頼できるブランドを見つけてオーダーする、そんな失敗しない指輪選びをしたいですね。

 

必ず利用したい無料オプションは?

セミオーダーでは選択によって、料金が加算されるものと無料になっているオプションがあります。
ほとんどのブランドで刻印は無料サービスになっていますが、その他のオプションはブランドによってそれぞれ追加金額が掛かることが多いようです。

  • 形状
  • リング幅
  • リングサイズ
  • 素材
  • テクスチャー
  • 表石(ダイヤモンド)入れ
  • 裏石(シークレットストーン)入れ
  • 刻印入れ

主にこれらがセミオーダーのサービスですが、各ブランドに事前に無料か有料かを確認しておきたいところです。無料で入れられる、または少額で入れられるオプションは積極的に利用しましょう。特に無料の刻印サービスは必ず利用したいですね。お二人の堅い絆が一層深まるスパイスとなりますよ。また有料でも取り入れたいオプションは、既製品にない個性的なテクスチャー。リング幅が違ってもデザインに統一感が出て、お揃い感をしっかり演出します。また裏石(シークレットストーン)は、誕生石やパワーストーン、サムシングブルーなどのテーマから選んで、お守り石として入れるのもおススメです。
etnaではリング幅とリングサイズによる地金分の加算、ダイヤモンドの加算以外、一切のオプションに追加料金を頂いておりません。ぜひセミオーダーリング選びの参考にしてください。

【まとめ】etnaのセミオーダーはこんなことが叶う!

エトナのセミオーダーイメージ写真

etnaの指輪をお選びいただいたお客様の多くは、セミオーダーをご利用いただいています。
理由は・・・・

etnaのセミオーダーは選択肢が多い

形状3種、幅8種、地金のカラー5種、テクスチャー8種と、とにかく選べる選択肢の多さが一番の特徴です。他ブランドでは見たことがない、という珍しいテクスチャーはもちろん、独自の色合いの地金を5種類ご用意しています。幅は1.5mmから0.5mm刻みで選べますが、1.5mm幅はこちらもセミオーダーでは珍しいサイズです。

etnaのセミオーダーは無料オプションが多い

有料や、アフターサービス対象になるところも多い裏石と刻印ですが、etnaではなんと最初から無料です。入れるのも入れないのも自由に選択できますので、裏石だけでも刻印だけでも両方でも、お好きに選んでいただけます。また、どのテクスチャーを選んでも追加料金がかかりません。

料金体系がシンプルで金額が明瞭

etnaでは、セミオーダーの金額をとにかく分かりやすくご案内させていただきます。店頭まで行かなくても、WEBでシミュレーションをお試しいただけます。
店頭では、スタッフが料金表をご一緒に確認しながら、丁寧にご説明いたします。

納期が圧倒的に早い!

すべての指輪を鍛造製法でご用意しているetnaですが、山梨のアトリエでベテランの熟練した職人が作るため、どんなにオプションを追加した指輪でも、納期がなんと3週間です。国内の鍛造製法ブランドさんと比べても、早い納期でのお届けが可能です。急ぎの予定でも、セミオーダーを諦めずに理想の結婚指輪が叶います。

セミオーダーの内容が分かりやすい、楽しく選べる

セミオーダーをお選びいただいたお客様からは、たくさんのご意見をいただけます。

「このテクスチャーでダイヤを入れられるところがこちらだけでした」
「選択肢が多くて楽しかった」
「鍛造指輪だからデザインがシンプル過ぎないかと気になっていたけど、カラーやテクスチャーで華やかになって満足です」

不思議なことに、いまだに全く同じデザインのお客様がいらっしゃったことがありません。
お客様それぞれのこだわりが垣間見えるセレクトを見るごとに、「素敵だなあ」と、毎回思ってしまいます。こだわって悩んで選ぶ時間も大事な思い出になりますよね。

エトナのリングをはめたカップルの手の写真

セミオーダーをご検討の方は是非、etnaをご検討ください。

エトナのセミオーダーについてもっと見る>>

 

 

伊勢丹 新宿 で実際に手に着けて確かめられるエトナの指輪の写真
「ずっと安心して身に着けられる指輪をつくりたい」「デザインにもこだわりたい」という方は、ぜひコレクションページから鍛造リングの多彩なデザインをご覧ください。

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エトナの結婚指輪を実際に手に取ってご覧になりたい場合は、伊勢丹新宿店 本館4階 ジュエリー へお越しください。エトナに来店するには、当日直接、伊勢丹新宿店お越しいただくか、ブライダルリングアテンドサービスにてご依頼いただく方法があります。