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issue 07

【お悩み解決】普段使いできる婚約指輪の選び方とおすすめデザインを詳しく解説

mokuji

1.婚約指輪は必要?欲しい派VS要らない派の意見を紹介します

結婚をお考え中の方に質問です。「婚約指輪」について、どのようにお考えでしょうか。

結論から言うと、婚約指輪は必ず買わないといけないものではありません。欲しいまたは欲しくない、理由により着けられないから要らないなど、いろんな意見がありますね。

「結婚指輪があるのに、なんで婚約指輪が必要なの?」、「結婚式やら新居やらでお金がかかるし、それなら新婚旅行を豪華にしたい・・・!」、「普段使いできないからもったいない」など費用に関する意見もあり、結婚指輪だけ準備するカップルも増えてきたようにも思います。

ですが調べてみると、多くのカップルが婚約指輪を用意しています。

婚約指輪が結婚の重要なイベントであることや、華やかな婚約期間を楽しみたいという思いから、婚約指輪に価値を見出す方には、重要な意味があるんですね。

婚約指輪は、結婚における重要な役割を果たしているのです。まず、婚約指輪は将来の結婚を約束するシンボルです。プロポーズの瞬間に婚約指輪を贈ることで、お互いの愛情と結びついた約束が交わされるのです。

また、婚約指輪は周囲に自分たちの結婚を発表する役割も果たしています。指にきらめくダイヤモンドの輝きが、世界に向けて「私たちは結婚する」というメッセージを発信します。

ひと昔前までは、「婚約指輪は給料三か月分」などと言われていた時代もありましたが、現在ではおよそ30~40万円台が主流となった婚約指輪。結婚準備の一環として予算を割り当てておけば、希望に沿った婚約指輪を手にすることは可能でしょう。

結婚準備期間も一生で一度の大イベントです。

結婚をお考えの方々、婚約指輪についての意見をしっかりとパートナーと共有し、後悔のない結婚準備を進めましょう!

婚約指輪の持つ3つの大事な役割

婚約指輪に限らず結婚を決めたカップルが、パートナーに向けて「結婚の約束」として送るもの、それが「婚約記念品」です。

これは、婚約指輪の他、ネックレスや時計などの装飾品を含む贈り物すべてを指しています。

なにかしらの婚約記念品を準備するカップルの数は、全体のおよそ7割。すべてのカップルが指輪を選ぶわけではないにしても、ジュエリーを選ぶカップルがほとんどです。

さらにその中から、婚約記念品に指輪を選ぶカップルの割合は、7割近くにのぼります。

いかに指輪が婚約の記念品として相応しいとされるのか、婚約指輪の持つ大事な役割を見ていきましょう。

1.約束の証

婚約指輪=エンゲージリングです。

「エンゲージメント」とは「約束、契約」のこと。

古代ローマでは男性側の家から女性側の家へ、結婚という「契約」への手付金の意味で婚約指輪を贈っていました。

これは結婚を「家同士の契約」ととらえていた時代の話です。

現在ではパートナーへの愛情や決意を表すものとして、結婚へと関係を進める最初のステップとして、婚約指輪を贈るのが一般的となりました。口約束だけではない、心からの誠意を込めてプロポーズの時に贈られたいですね。

2.永遠の愛の証

婚約指輪や結婚指輪を左手の薬指につけることにも意味があります。

古代ローマの人たちには、左手の薬指には、心臓まで真っ直ぐにつながる太い血管が通っていると信じられていました。

心臓、つまり「心」と直結している左手の薬指に指輪を着けることで、愛する人の心をつなぎ止めておこうという意味が込められているのです。

なんとも素敵な由来ですね。

また、指輪に宝石が付き始めたのは中世の時代からです。当初はルビーやサファイアが使われていたものの、1477年にローマ皇帝マクシミリアンが、公女マリーにダイヤモンド月の指輪を送ったことから始まりました。

ダイヤモンドは硬度が最も高い鉱石なので、固い絆を結ぶ際にはぴったりだったのですね。

3.受け継がれる二人の歴史の証

プラチナやゴールドに加え、ダイヤモンドが配された婚約指輪。資産価値の高さは言わずもがなですが、子供たちやまたその子供たちの時代になっても引き継いでいくことができますので形として残り続けます。

実際に、おばあ様から受け継いだという婚約指輪をサイズ直ししてプレゼントしてもらった、などというエピソードもよく伺います。 婚約指輪やダイヤモンドには、とても素敵なエピソードがつきものです。この時代に二人が出会って結ばれた証としてはもちろん、他にも後世に受け継がれる家族の絆としての役目も果たしています。特に鍛造製法で作られたジュエリーは、紀元前のものが今なお現代にもそのままの形で保存されているほどの耐久性をもっています。

鍛造で作られた婚約指輪は、まさに家族の系譜を未来永劫ずっと見守る証人といえるでしょう。

婚約指輪は必要?要らない派の真意とは?

必要派にとっては、婚約指輪を贈ることは、単に指輪という「モノ」を贈ること以上に愛する相手に真心や誠意を伝える意味合いを持っています。

一方で要らない派の方々は、着ける頻度や結婚指輪の準備や新婚生活にかかる費用を考えると婚約指輪に割く予算がもったいないと感じているから、などといった理由もよく聞きます。

贈るにしても贈らないにしても、どちらにせよお互いのことを大事に想っていることに変わりありません。

しかしながら、「あの時、本当は欲しかった」「要らないと言われたけど、本当は贈りたかった」なんていう話もよく聞く話です。 お互いを思いやる気持ちを大切にして、後悔のないようによく話し合って決めてくださいね。

2.婚約指輪といえば王道はソリテール。それ以外の婚約指輪は?

婚約指輪の王道中の王道といえば一粒ダイヤモンドの指輪、いわゆる「ソリテールリング」ですが、普段使いするにはちょっと難しい面もあります。

婚約指輪はこのタイプ一択だと思われる方もいらっしゃいますが、そんなことありません。

エタニティリングやトリニティリング等も最近は婚約指輪として人気があります。

エタニティリングとは、宝石を環状に切れ目なくはめ込んだ指輪のことを指します。永遠を象徴する指輪として知られています。

フルエタニティは、ダイヤモンドが指輪を一周しているタイプを指し、ハーフエタニティは指輪の半周にダイヤモンドがはめ込まれているタイプです。

普段使いするなら、ハーフエタニティをショップの店員に勧められたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

トリニティとは、フランス語で“3つ”という意味を表す言葉。3本の指輪が重なるようになったデザインが基本です。

トリニティリングはかの有名なハイブランドが1920年代に発表した有名なデザインで、世界中のセレブたちからも愛されたリングとしてご存じの方も多いと思います。今ではすっかり指輪のデザインパターンのひとつとして普遍的な地位を確立しました。

エタニティリングは、ソリテールリングのように立て爪がないため、格段に重ね付けがしやすくなります。引っかかる心配もありません。

幅や形状を含めて多くのデザインがあり、華やかである上にファッション性が高く、ファッションリングとしても大活躍すること間違いなしです。

メレダイヤや、小粒なダイヤを使うことが多いですが、リングの半周から一周分に埋め込むことで指輪1本のダイヤモンドの総量、1ct以上になるリングもあります。

また、ソリテールのような派手さはないものの、手の動きに合わせてそれぞれのダイヤいろんな方向からの光を受けてキラキラときれいに輝くので、華奢で細いリングでもしっかりとその存在感をアピールできますよ。

3.婚約指輪を普段使いしたい!選び方の大事なポイントをまとめました。

婚約指輪を着ける場面を考えてみましょう

まずはどんな婚約指輪が普段使いしやすいかのポイントを知っておけば、自分のニーズにピッタリ合った婚約指輪に出会えるかもしれません。

・お仕事柄つける機会が少ない

・ダイヤモンドが引っかかる等、日常生活に支障が出る

・普段のファッションに合わない

・高価すぎて気後れしてしまう

など、ネガティブなイメージで購入に二の足を踏んでいらっしゃる方も多いと思います。

王道のソリテールの婚約指輪を買ったものの日常でほとんど着けられずに箪笥の肥やしになってしまったという話も聞きますが、結婚後もずっと普段使いできる婚約指輪もあることをご存じでしょうか。

婚約指輪は一生に一度の特別なアイテムですが、ぜひ普段使いも大切な要素として考えてみてください。

自分の好みやライフスタイルに合った婚約指輪を選ぶことで、結婚後も一生愛用できる素敵なアクセサリーになることでしょう。

結婚後も婚約指輪も毎日身に着けたいと思っている方は必見です!

普段使いしやすい婚約指輪を選ぶための大事なポイントをまとめましたので、是非参考にしてみてください。

普段使いしやすい婚約指輪選びのポイントは?

普段使いしやすい婚約指輪は、王道のソリテールよりもバランスの取れたシンプルで華奢なデザインが人気です。

さりげない輝きがどんなシーンにもマッチします。

また、普段使いに適した素材も重要です。

鍛造製法で作られたプラチナやゴールドのような高品質な素材を選ぶと、耐久性があり、輝きが長続きします。

以上を踏まえた上で、どんなタイプが普段使いに向いているのか、選ぶ際のポイントを紹介します!

石座が引っかかりにくいものを選びましょう

ダイヤモンドがセットされた部分を「石座」と呼びます。この「石座」に高さのあるデザインであればあるほど、指輪を着けた際にダイヤモンドがより目立ち、存在感が出るのですが、その一方で突起部分の引っかかりや物や他人に当たってしまう事故が気になってきます。

婚約指輪の王道であるソリテールの立て爪は、4本、または6本の細い爪がまっすぐに伸びており、その先を小さく折ってダイヤモンドを固定するのが一般的です。ダイヤモンドの輝きを最大限に惹き出してくれるデザインであるため、一般に婚約指輪といえばこのタイプを想像するかと思います。

そして、この形状は常にダイヤモンドの引っ掛かりが気になる形でもあるのです。

ダイヤモンドを留める「爪」の大きさや形状は引っ掛かりに影響するので、最初に検討しておきたい点です。

以上の観点から、普段使いできる婚約指輪には、石座が低めのものや爪が小ぶりのものや爪が目立たないもの、突起がなく引っかかりにくいデザインになっているものがおすすめです。

写真のような爪の構造は引っ掛かりにくいうえに王道のソリテールを個性的にしたようなデザイン。etnaの人気婚約指輪です。

指輪の形状を合わせましょう

指輪には、「ストレート」「Vライン」「ウェーブ」といった形がありますが、重ね付けを前提に考えるなら、結婚指輪と婚約指輪の形を揃えると、違和感なく重ねづけできるのでお勧めです。

また、2本まとめてまるで1つの指輪のようにして日常からはめることを想定しているのであれば、1本ずつが細くて華奢なものが着けやすく、人気です。

上記写真はetnaで人気のセットリング「cuddle」。寄り添うような形状と2本付けを意識した幅になっています。

同じ形状のリングを重ね付けすることで一体感も出て、指も細く長く見えるという嬉しい効果も...

日によって1本だけにしたり、2本の順番を入れ替えたりしてアレンジを楽しむこともでき、服装や状況に合わせてオシャレに演出できます。

指輪の色味を合わせましょう

結婚指輪と婚約指輪は、同系色を選ぶ方も多いかと思います。ゴールド系の結婚指輪にシルバー系の婚約指輪を重ねると、デザインによりますが両方ともそれぞれが主張するため見た目に違和感が出たり、まとまりの無いコーディネートになってしまうこともあります。

その点同系色を選べば、重ね付けの初心者さんでもすんなりトライしやすいのではないでしょうか。

上記写真はエトナの人気セットリング「cuddle」の18金イエローゴールドを重ね付けしたものです。このように最初から重ね付けを想定してデザインされたリングを選ぶのもおすすめです。

もちろん、普段からファッションリングを重ね付けしているようなおしゃれ上級者さんなら、あえて異なる色を組み合わせてみてもおしゃれにまとまるでしょう。

また、普段使いしているジュエリー達の色味と合わせることもポイントです。

結婚指輪の素材と言えばプラチナかゴールドが定番ですが、どちらを選ぶか悩んでしまった時は、普段使っている時計やブレスレット、ピアスなどと同系色を選ぶと、普段のコーディネートにしっくり馴染みますよ。

これを知っておけば安心安全!

さて、ここまでのお話で婚約指輪を重ね付けするためのポイントなどはしっかり抑えて頂けたと思います。

とは言っても、ダイヤモンドがついた高価な指輪を毎日つけるとなると、やっぱり気になるのが「石取れ」ですよね。

毎日婚約指輪を着けていたいけど、仕事や家事育児などで日々忙しく過ごしていてふと手に着けたままの指輪を見たら、

「いつの間にかダイヤが落ちてしまっていて見つからない!」という災難に見舞われ「やっぱり普段使いなんてしないで、タンスにしまっておくべきだったわ(涙)」という後悔の念に涙したり、なんていう悲しい未来を想像してしまっていませんか?

ですが大丈夫です。

鍛造製法のリングを選んでいただければ、簡単にこの問題は解決します。

普段使いの婚約指輪には鍛造製法が安心です

今までのコラムでも、度々繰り返し鍛造製法の強度や硬度についてはお話ししてきましたが、それはもちろん爪の先に至るまですべてに適用しています。

鍛造製法で作られた爪は固く丈夫で、ダイヤが取れてしまう心配がほとんどないのが特徴です。今までetnaでは、日常使用による石取れの補修をお客様から依頼されたことがありません!それ程に、鍛造製法の爪は、精度と強度はしっかりしていると自信をもってお伝えできます。

一見すると細くて小さい爪や、レール留めやハサミ留めなどの地金で直接ダイヤを挟んでいるものなど、本当に取れないか心配になってきますね。

ですがそれらは、「鍛造製法だから出来る留め方」とも言えるのです。

さらに鍛造製法のリングであれば表面に傷が付きにくく、毎日ずっと着用していてもキレイな状態を長く保ってくれます。

鍛造製法についてはこちらのコラム記事に詳しく解説がありますので、ぜひお読みください。

詳しくは「【5分でわかる】一生ものの結婚指輪には鍛造がおススメな理由」を読む

4.【まとめ】etnaの婚約指輪をオススメしたい理由は

etnaの指輪は全商品すべて鍛造リングです。特許技術の製法で高い硬度と強度を持ったetnaの鍛造リングは、今まで主に結婚指輪におすすめの指輪として紹介してきましたが、実はいろんなシリーズがあり、婚約指輪や重ね付けリングとしてもおすすめの指輪がたくさんあります。

重ね付けをするには鍛造製法のリングがとてもおすすめなので、こちらではetnaのリングのどんなところが重ね付けに向いているか、ご紹介したいと思います。

etnaのリングのここが凄い!

①「ミレニアム鍛造®」という、独自の鍛造製法を確立しています。

コンピューターを使った「オール切削」での鍛造製法は、国内ではetnaのアトリエでしか採用されていません。etnaはそもそも、日本有数のジュエリーの産地である山梨で、60年以上にわたってジュエリーとジュエリーパーツの生産を続けている製造会社が母体です。

そのため鍛造技術を極めた職人と製造技術者が多く在籍しており、永く続く伝統を受け継ぎながら最新の技術を取り入れて、今日まで磨き上げてきた技術力と高い品質に誇りを持って仕事をしています。

伝統と科学を融合させた、最先端の鍛造技術による、自由なデザインの鍛造リングをご案内することができます。

②強度がケタ違いです!

最先端の鍛造技術を用いたetnaのリングは、指輪本体の強度はもちろん、ダイヤを留める小さな「爪」の部分も鍛造で作っているので、桁外れの強度を誇ります。

どのくらい強さに自信があるのかというと...「Feather setting(フェザーセッティング)」と呼ばれるミレニアム鍛造®独自の技術で、線径約0.35mmという他に例のないレベルの極細爪を作ってしまいました。

爪が目立たないため、結婚指輪との相性も抜群です。

どうでしょうか?全然爪が確認できないレベルでダイヤモンドが際立っています。

もちろん日常使いにピッタリなエタニティリングも揃っております。

結婚指輪はシンプルな細幅の平打ちや甲丸に決めている方には、etnaのレール留めや挟み留めの、爪のひっかかりのないタイプのハーフエタニティリングがおすすめです。

こちらも鍛造製法でしっかりと歪みがないようダイヤモンドを留めているので、石取れの不安を感じずに毎日着けていられます。

③アフターサービスが充実!

etnaでは、「石取れ」が起こった場合はなんと無償で対応させていただきます。

というのも、過去一度も石取れが起こったことがないため、自信をもってご紹介できるからです。

毎日着用しても、ダイヤが落ちる心配をしなくて済む安心感たるや、重ね付けにおいて最大のオススメポイントと言っても過言ではありません。

また、年1回無料で点検も受けられますので、指輪の状態を定期的に診断してもらえるのはとても安心ですね。

その他のアフターサービスはぜひこちらからチェックしてみてください。

詳しくは【ひと目で分かる】 結婚指輪のアフターサービスを比較調査」を読む

etnaの店頭には、王道のソリテールリングから個性あふれるエンゲージリングまで、結婚指輪とお揃いにできる婚約指輪が多数揃っています。

結婚指輪もすべて試着できる見本が置いてありますので、どんなふうに重ね付けするのがいいのか、実際に試してみてはいかがでしょうか。

もし普段使いできる婚約指輪に迷っていたら、想定している組合せで重ね着けの試着をしてみて、じっくり検討してください。etnaの店頭では知識の豊富なベテランの販売員がご購入までをしっかりサポートさせていただきます。

素敵なプロポーズの後は、指輪探しを始めとする一生に一度の結婚準備というイベントを、パートナーと絆を深めながらおふたりの素敵な思い出として重ねていってください。

どうぞ末永くお幸せに・・・・!!

「ずっと安心して身に着けられる指輪をつくりたい」「デザインにもこだわりたい」という方は、ぜひコレクションページから鍛造リングの多彩なデザインをご覧ください。

「etna」のコレクションページを見る

エトナの結婚指輪を実際に手に取ってご覧になりたい場合は、伊勢丹新宿店 本館4階 ジュエリー へお越しください。エトナに来店するには、当日直接、伊勢丹新宿店お越しいただくか、ブライダルリングアテンドサービスにてご依頼いただく方法があります。

【オススメ記事】結婚指輪はいつから着ける?マナーに関する記事はこちら

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